加工技術について

“思いやりの加工”とは

思いやりをこめて

「思いやりの加工」とは「お客様の目線に立ち、お客様の期待を上回る加工」を目指すという“福栄品質”の思想から誕生した言葉です。
ひとつひとつ素早く丁寧に、部品をつかう人のことを思いやりながら加工を行うことで、品質向上、出戻り防止による時間短縮、安全なモノづくりを実現できると考えています。

このページでは、そんな福栄鋼産の加工技術を、製造工程の順に紹介してまいります。

1. 切断

溶接仕様品は、歯部は鉄板、ボスは丸材を切断して使用します。丸材の在庫もφ500まであり、必要な大きさの丸材を切断します。削り出し仕様品の場合は、社内で切断し加工を行います。

2. 溶接

歯部とボス部を溶接する前に、歯部・ボス部の溶接の溶け込みを良くするため、旋盤でカイサキ取り等の前加工を行います。
その後、溶接ロボット(500A)を使って溶接します。

3. 削り加工

歯部・ボスを溶接した後、CNC旋盤を使い、削り加工を行います。
歪みを抑えたり、求められる面粗度や公差をクリアするのは当然ですが、見た目も綺麗に仕上げるよう、丁寧な加工を行います。

4. 歯切り加工

旋盤加工(削り加工)後、マシニングセンターで歯切り加工を行います。
焼入れがなければ次にキー溝加工を、ある場合は焼き入れ処理後にもう一度CNC旋盤にて内径を仕上げた後、次のキー溝加工を行います。

5. キー溝加工

キー溝加工は、並列使用がほとんどで、不具合がないように位置合わせ等、正確なキー溝加工を行います。
外注先による加工にはなりますが、福栄品質の理念を共有し、信頼できる協力会社が加工を行っています。

6. タップ加工

最終工程のタップ加工で、主にキー溝の上部と90度または120度の位置に加工を行います。

加工対応範囲について

基本的に図面を頂ければその図面にしたがって歯車を製造いたします。弊社で在庫している素材および、加工可能なサイズに関しては、下記が主な対応範囲となります。

素材:SS400 / S25C / S35C / S45C
SUS304 / SUS316 / SUS410 / SUS403 / SUS420J2 (鍛造からの加工が可能)

サイズ:φ50 ~ φ 1080

もちろん、上記以外でも対応可能ですので、ご相談頂ければと思います。

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